板金ピックガード! ~ギタラバTOKYOにて~
早速ですが皆様は上記アイキャッチ画像↑の製品、これが何か分かりますでしょうか?
「AISのことだから建築現場とかで使われる部品?」
と考察された方、いつもありがとうございます。
「ギターにこんな形のパーツついてなかった?」
と気づいた方、素晴らしい観察眼です。
「テレキャスターのピックガードだ!」
とギターの種類まで言える変態の皆様、ぜひ弊社工場で語りましょう。
ギター大好き、技術営業部トモティです。
そんな私、ギター好きを名乗るからには避けて通れないイベントに足を運びまして。それがこちら、
「Guitar Lover’s Show 2023 | ギタラバTOKYO」です!!
https://store.shimamura.co.jp/ec/contents/ols/g_lover/
島村楽器さんによる「ギター好きのためのギターの祭典」で、各地にある島村楽器の各店舗がそれぞれコンセプトを決めギター/ベースの展示・販売を行う一大イベント!
例えば浅草橋ギター&リペア店のブース。運送トラブルで修理が必要になった訳アリ品なども置かれていました。言われても訳アリと分からない修理技術に驚愕!店舗ごとの特色が出ていておもしろいです!
リペアのお店なだけあって、やはりパーツ類も並んでいますね~~~って、
ん?
・・・んん???
な、なんだこれ~~~~~~!!!
せ、精密板金AIS
×
浅草橋ギター&リペア
コラボレーション企画進行中だってーーー!?!!??
はい。進行中です。かの有名な島村楽器さんと。まじですか?
さかのぼること半年、東京ビッグサイトで行われた機械要素技術展に弊社も出展しておりまして、
そのときに浅草橋店の方々とご縁ができ、お互いの工場見学などの後になんやかんや話が進みまして。本来は樹脂で作られることが多いピックガードというパーツを様々な金属でやってみたい!となりました。
とりあえずSECC(ボンデ鋼板 / 一般的に「鉄」と言われる製品によく使われる材)で試作しましたと写真をお送りしたところ、なんとギタラバTOKYOで飾りましょうと言っていただき…!
それを受けて社長が「イベントまで1週間あるなら、ボンデだけと言わずに社内の端材で色々つくって送ろうよ」と、社長みずから端材置き場で沢山の材を引っ張り出してきてくださいました(超絶感謝)。
そして、せっかく弊社でやるならウチならではの技術を使いたく、タレットパンチプレスで点描画に挑戦しました。Guitar Lover’s Show 2023の「GLS23」を描いてます。私が描きました(超絶自慢)。
さらに驚いたのは、加工時に誤って表面に傷をつけてしまったものに対して「かっこいい!」と言っていただけたこと。他の製品なら(塗装やメッキをしない場合)再作となってしまう”やらかし”なのに…
↓バリ取りの痕なんかに対してもこのリアクション!新鮮!
ちなみにこちら島村楽器の”ルシアー駒木”さん、ギターリペア界隈の超有名人です。AISの名前まで出していただき、あまりにも光栄な発信。ありがとうございます!!
そんなわけで板金ピックガード、進行中です!続報をお楽しみに!